こんにちは。
丹波橋こころの相談室の東です。
今日は比較的暖かくて助かりました。
また明日からは寒くなるようですが。
さて、
今日のこころの日記は
「自分の気持ち、相手の気持ち」について
書いてみようと思います。
相手の気持ちが気になって、
なかなか自分が思うようにふるまえない状況に
困っておられる方はないですか。
こんなことをしたら相手はどう思うだろうと
いろいろ考えているうちに、
結局自分がしたかったことが全くできなかった。
そんな経験をされている方はおられませんか。
これってとっても大変な状況です。
よく気づかいができられる方なのだなと、
感心してしまいますが、
自分の生活に支障が来るレベルになると、
気遣いですますわけにはいきませんね。
ではどうするかですが、
なぜ相手の気持ちが気になるかを考えてみてください。
相手によく思われたい、
相手に嫌われたくない、
など、
とにかく気遣いをついしてしまうその人が
あなたにとってとても重要な人であるということを
理解していただけると思います。
なので、気になって仕方がないわけです。
そこでですが、
その方はあなたにとってどのぐらい本当に重要なんでしょうか。
あなたの気持ちを犠牲にするほど重要な人なんでしょうか。
私は60年近く生きてきましたが、
確かに自分の人生にとって重要な人はたくさんいますが、
自分の気持ち以上に重要な人には
残念ながら巡り合うことは今のところありません。
やっぱり一番重要なのは自分の気持ちであり、
自分の考えであり、自分のやりたいことです。
そんな風に、
本当にその人にそれほどの気遣いをしなければならないかどうか、
一度、
じっくり考えてみるということは
必要なことではないかと近頃よく思います。
もしかしたら、
やり過ぎているかもしれません。
自分の気持ちを大切にしてこそ、
相手の気持ちも思いやれる
そんな風に近頃思うのです。
自分の気持ちを大切にしてみる。
今年がそんな1年になるといいですね。
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丹波橋こころの相談室
東 浩子 / HIROKO HIGASI
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臨床心理士として33年。
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