抑うつ状態

やる気を出す方法

こんにちは。

丹波橋こころの相談室の東です。

いつもこころの日記をお読みいただきありがとうございます。

今日は「やる気を出す」

ということについて考えてみたいと思います。

春、ということもあるんでしょうか。

今日からはやるぞ!4月からはやるぞ!と

どうしても意気込んでしまいませんか。

私も思いっきり意気込んで、

とある運動をして、

めちゃくちゃな筋肉痛になって、

何もできない数週間を過ごしています。

( ̄∇ ̄ハッハッハ

まあ

私の事はおいておいて。

そしてやる気を出してやり始めたのに、

今ぐらいの時期になるとなんとなくやる気が出ない

と感じておられる方もいらっしゃるのではと思います。

あんなに頑張ろうと思ったのに、

いざやり始めると

だらだらしてしまって、何一つやる気が出ない。

そういうことって誰にでもある気がしますが、

皆さんはそんな時どうされていますか。

・やる気を出す方法その1

ある人はそんな気持ちの中でもルーティーンを決めて

コツコツやる中で、リズムがつかめ、

結局やる気を取り戻される方もあります。

すごいなぁと、羨望のまなざしで見てしまいます。

やっぱり人間って、

同じことをずーっと愚直にやっているうちに、

それが習慣になり、

何も力を入れずに、すっとやれるようになり、

結局1年を振り返ったときに

ああ、できた!っていう状態になる動物みたいです。

でもある人はもうええねん!と

ほうり出してだらだら過ごしてしまう方もあります。

多くはこちらかなと思います。

私もその一人です。

しかし後者の方の多くは、

もうええねん!と言いながら、

どこかでやらなあかんなぁと思い続けながら

ほったらかしにするということをやっておられるように思います。

そのため、

常に自分に罪悪感が残り、

やる気のない自分はダメとどんどん落ち込んでおられるように思います。

・やる気を出す方法その2

そこで、私がお話をしたいのは

人間という動物が動物の中でも極端に飽き性な動物であるという事実です。

とにかく人は飽きるのです。

前者の方のようにコツコツされる方は

確かにおられますが、本当に少数で、

多くの人は飽きるのです。

でもこの飽きるというのがいいことなんです。

もうええねん!と

そのことに飽きることはいいことなんです。

ただし、罪悪感を持たずにというというところが味噌です。

そして飽きたらさっさと他のことに目をむけていると、

必ずまたその他のことにも飽きます。

その時に、また違うことをやる。

それを繰り返しをしているうちに、

本当にやりたいことにぶち当たられるんです。

飽きるまでの時間も1年とか2年とかじゃなく、

長く見積もっても1,2か月というところなので、

本当にやりたいことにぶち当たっても、

やり始める時間が遅かったということにもならないと思います。

どうかこの飽きる力を上手に使って、

本当にやりたかったことをやる気を出してやってみませんか。

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丹波橋こころの相談室

東  浩子 / HIROKO HIGASI

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臨床心理士として33年。

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